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循環物色への対処法の一つは、中長期投資銘柄を保有継続することで、大きな相場の流れに確実に乗れるようにしておく

個別銘柄の循環物色が続いておりますが、
このような循環物色相場への対処法の一つは、
中長期投資銘柄を保有し続けることがあります。

なお、企業業績からのこの先の株価動向については、直近の各社の決算発表をみると、
IT系銘柄を中心に、今期予想が最高益更新予想の銘柄も散見されますので、
そのような銘柄はコロナショックの大逆風があっても成長路線は揺らいでいないことになります。
そして、このような銘柄は株価も上場来高値を更新した銘柄が散見されます。

今後、その他の銘柄もこの先で業績がV字回復したり、
あるいは最高益更新が視野に入る状況になっていけば、
個別銘柄はもちろん、個別銘柄の集合である日経平均は今年1月の高値更新が視野に入り、
TOPIXも昨年12月の高値更新が視野に入ることになります。
マザーズは既に大きく上昇する展開となっております。
*マザーズについては、弊社の過去ブログやYouTubeで述べてきました通り、
2020年3月が4年サイクルボトムであり、中小型株は4年に一度の買い場になったとみております。

また、企業業績の悪化は既に3月の大暴落で織り込み済みであり、
企業業績からのこの先の株価動向については、
今期や来期の最高益更新見込みの銘柄がどれだけ増えていくか、
そしてV字回復銘柄がどれだけ増えていくかによって、
日経平均やTOPIX、マザーズのこの先の株価水準が決まってくることになります。

そして、この先も政策総動員の状況がしばらく続く見込みであり、
株式市場にとっては最高の環境がしばらく続くことになります。
上記の通り、コロナショックの大逆風下でも最高益更新シナリオが揺らいでいない銘柄が1つや2つではなく、
それなりの銘柄数があるため、ここからは業績の落ち込みが激しかった業種、
銘柄の回復度合いも重要な注目点になると考えられます。
なお、企業業績の先行きについては、チャートが先行性があります。

また、ここまでは順当に、相場の定石の“不景気の株高”が進んできた形ですが、
不景気の株高は、いわゆる“金融相場”です。
金融相場とは、この3月以降の相場のように、実体経済も企業業績の先行きも非常に悪い中で、
金融緩和で株価が大きく上昇する相場のことを指します。
この金融相場があるからこそ、株価の暴落局面は買い場を探るべきだという考えになります。

そして、金融相場の後には、次第に業績相場に移っていくことになります。
業績相場に移ると企業業績が回復していき、その後も回復、拡大の流れが続くことを織り込んで株価が上昇していくことになります。
もちろん、金融相場から業績相場への移行がスムーズにいかない場合は、急落や暴落を挟むことになり得ますが、
金融緩和や財政出動は当面続く見込みであり、
リーマンショック後は出口戦略(テーパリング)が意識されたのは株価が底打ちしてから3~4年後のことでした。

今回はごく短期間の間に世界中で超緩和策と史上最大規模の財政出動がとられましたので、
出口戦略が意識されるまでの期間はリーマンショック後よりも短い期間になる可能性もあり得ますが、
当面は金融相場が続き、株価が急落する局面では、また金融、財政の両面での政策が出てきて、
その度に政策が株価の反発のキッカケになる展開がしばらく続くとみております。

私の公開用の証券口座の一つである、SMBC日興証券の口座状況は下記の通りです。(昨日引け後時点)

  

下記のように、私の運用方針は、資金を分散して、それぞれで利益を狙う方針で、
株式投資についても、複数の証券口座に資金を分散して、
証券口座ごとに運用方針を分けることで、
リスクヘッジをしながら、上手く利益を狙う方針をとっております。
この株式投資の証券口座の一つが、上記のSMBC日興証券の口座で、2019年12月から運用を開始した口座となっております。


↓本日も、下記にて、高田資産コンサル流「日経225先物・オプションの需給分析の実践方法」を更新しております。


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