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百戦錬磨の実践経験と売買テクニックで日々の相場に対峙!

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勝つためには相場に適応していくしかない。現在の日経225オプションのポジション公開


相場は概ねレンジ相場が7割でトレンド相場が3割です。
基本的にレンジ相場はレンジの上限や下限での逆張りが有効ですが、
トレンド相場は順張りが有効であり、逆張りをすると損をします。

したがって、
仮にレンジ相場を想定した売買を常にした場合は、
レンジ相場では上手く利益を上げることができますが、
トレンド相場ではその利益を吹き飛ばしてしまったり、
最悪、相場から退場に追い込まれてしまうことも起こり得ます。
逆にトレンド相場を想定した売買を常にした場合は、
トレンド相場では上手く利益を上げることができますが、
レンジ相場ではその利益を吹き飛ばしてしまったり
最悪、相場から退場に追い込まれてしまうこともあり得ます。

つまり、レンジ相場で通用する手法は
トレンド相場には通用しないことが多く、
トレンド相場に通用する手法は
レンジ相場には通用しないことが多いと
考えることができます。

しかし、相場はトレンドとレンジを繰り返しますので、
上記のことを理解した上で相場に参加している投資家は
上手く利益を上げ続けることができるはずですが、
上記のことを理解できていないまま相場に参加している投資家は、
儲かったり損をしたりを繰り返して資産が増えないか、
最悪の場合退場に追い込まれてしまいます。

レンジ相場で慣れた投資家は
トレンド相場に移行するとその利益を吐き出してしまい、
利益を吐き出してしまうことが悪循環となってしまい、
「これまで通用していた手法が通用しないのはなぜだ?」と困惑してしまいます。
しかし、レンジ相場で上手く利益を上げることができていたのであれば、
その手法は間違っているのではなく、
レンジ相場だからこそ通用していた手法だと考えれば良いのです。
これはトレンド相場に置き換えても同じことが成り立ちます。

手法が正しくても、相場で負けてしまう場合は、
相場への適応ができていないことが一因になっている可能性があります。

真夏の暑い日であれば、熱中症対策で水分補給に気をつけますし、
インフルエンザが流行っている季節であれば、マスクを着用して感染を防ぎますが、
季節や環境に適応しないと、病気や怪我をしてしまいます。

相場も同じで、その時の相場環境に適応しない場合は、損失になりますが、
その時の相場環境に適応すれば、損失を抑えながら利益を狙うことが可能になります。

以上、高田資産コンサルの相場の教科書より抜粋です。


上の画像は私の12月5日10時31分現在の日経225オプションのポジションです。

11月21日の日経平均の急落時(22800円割れ時)に、元本回収のベアスプレッドが完成しております。
12P22000を平均61.83円で6枚買い(11月8日の日経平均の高値局面でプット買い)、
12P21500を65円で6枚売りで(11月21日の日経平均急落局面でプット売り)、
差引で受取が約19円ですので、
元本を全て回収した上で、最大利幅500×6=3000が狙えます。
すなわち、損失ゼロで、最大300万円の利益が狙えるポジションということになります。

このポジションでは日経平均がどれだけ上下動しても損失になることはありませんので、
相場の上下動を気にすることなく、
12月SQまでに波乱が起これば最大利益を狙うことができ、
12月SQまでに波乱が起こらずに日経平均が急上昇しても途中で利益確定することが可能です。

私の日経225オプショントレードは、相場観に基づき、下記のような流れで売買しております。
(1)プット買い→プット買い+先物買い+コール売り→利益確定
(2)プット買い→ベアプットスプレッド→利益確定
(3)プット買い→ベアプットスプレッド(差引受取)→利益確定
(4)ベアプットスプレッド→利益確定
(5)ベアプットスプレッド→ベアプットスプレッド+先物買い→利益確定

今回は、(3)のベアプットスプレッド(差引受取)が完成したところです。
この先はどこで利益確定するかという選択が残りますので、
12月SQまでに利益確定するか、12月SQ決済とするかを決めていくことになります。

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