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相場の急変に巻き込まれないようにするためには?現在の日経225オプションのポジション公開




●相場の急変に巻き込まれないようにするために必要なことは?

「高値で買わない」
「安値で売らない」
「チャンスの時のみエントリーする」

この3つを意識するだけでも、
損失リスクを下げることが可能です。

株もFXも突発的な材料により、急変することが毎月数回は起こります。

最悪なのは、
高値で買った後に突発的な悪材料が起こって相場が急落する場合や、
安値で売った後に突発的な好材料が起こって相場が急上昇する場合です。

しかし、
「高値で買わない」
「安値で売らない」
「チャンスの時のみエントリーする」の3つを意識すると、
突発的な悪材料が起こって相場が急落しても、
高値で買っていなければ損切りにならない場合や、損失を小さく抑えることが可能です。
安値で売っていなければ同様ですし、
チャンスの時のみエントリーすることに徹していれば、
そもそも常にポジションをとっているわけではないため、
突発的な相場の急変に巻き込まれるリスクが減ります。

日経平均もドル円も一定期間内に売買のチャンスがきますが、
毎日のように常にチャンスがあるわけではありませんので、
やみくもに売買回数を多くしてしまうと、
相場の上下動や材料に振り回されて不要な損が増えてしまうリスクが高まります。

もちろん、スキャルピングやデイトレであれば、
毎日チャンスはありますが、
スイングトレードの場合は、毎日チャンスがあるわけではありません。
規則性が無いランダムな相場を描く時は、様子見が無難となります。

私の日経225先物やドル円の売買スタンスは、
まずは損をしないことを意識し、
極力引きつけて売買することを心がけております。


日経225先物については、
引き続きポジション無しで様子見しております。
この先の新規売買のタイミングは日柄分析と、歴史的な転換日でを待っております。
売買の好機が来るまで待ち、売買の好機が来ない限り見送りが無難と判断します。
8割方勝てると見込める時に絞ってエントリーをすることで、
損失を未然に防いで、資金を減らさないことを意識しながら、利益を狙うのが私の売買スタンスです。

動物の狩りも、むやみに動かずに、ジッと機会を待ちますが、それと同じイメージです。

ドル円も同様で、様子見をしております。


上の画像は私の11月28日9時32分現在の日経225オプションのポジションです。

11月21日の日経平均の急落時(22800円割れ時)に、元本回収のベアスプレッドが完成しております。
12P22000を平均61.83円で6枚買い、
12P21500を65円で6枚売りで、
差引で受取が約19円ですので、
元本を全て回収した上で、最大利幅500×6=3000が狙えます。
すなわち、損失ゼロで、最大300万円の利益が狙えるポジションということになります。

このポジションでは日経平均がどれだけ上下動しても損失になることはありませんので、
相場の上下動を気にすることなく、
12月SQまでに波乱が起これば最大利益を狙うことができ、
12月SQまでに波乱が起こらずに日経平均が急上昇しても途中で利益確定することが可能です。

私の日経225オプショントレードは、相場観に基づき、下記のような流れで売買しております。
(1)プット買い→プット買い+先物買い+コール売り→利益確定
(2)プット買い→ベアプットスプレッド→利益確定
(3)プット買い→ベアプットスプレッド(差引受取)→利益確定
(4)ベアプットスプレッド→利益確定
(5)ベアプットスプレッド→ベアプットスプレッド+先物買い→利益確定

今回は、(3)のベアプットスプレッド(差引受取)が完成したところです。
この先はどこで利益確定するかという選択が残りますので、
12月SQまでに利益確定するか、12月SQ決済とするかを決めていくことになります。


【日経225先物やオプションで勝つための相場ノウハウ】日経225オプションの大口クロス取引で相場の転換点を読む 安値売りや高値掴みを防ぐための需給分析




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