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百戦錬磨の実践経験と売買テクニックで日々の相場に対峙!

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心理戦で負けない。現在の日経225オプションのポジション公開

●心理戦で負けない

相場の世界は投資家同士がぶつかり合います。
なぜなら、買い方と売り方が存在するからです。

単純に考えると
買い方が儲かれば売り方が損をし、
売り方が儲かれば買い方が損をします。
結果的に買い方と売り方の戦い、あるいは騙し合いが
日々の相場で行われていると考えることもできます。

買い方は相場が上昇することで利益を得ることができ、
売り方は相場が下落することで利益を得ることができます。

相場が上昇する時は売り方の踏み上げが起こります。
相場が下落する時は買い方の投げ売りが起こります。

したがって、買い方は売り方の踏み上げ買いを誘導することで利益を狙い、
売り方は買い方の投げ売りを誘導することで利益を狙うと考えることもできます。

また、売り方が踏み上がる時は好材料が出ることも多く、
買い方が投げ売りする時は悪材料が出ることも多いです。

相場とは買い方と売り方の情報戦、心理戦であるともいえます。

そして、売り方の踏み上げ買いも、
買い方の投げ売りも
資金的に余裕がない投資家(資金の余力が無い投資家)、
精神的に余裕がない投資家(追い詰められている投資家)
はっきりとした根拠無くポジションを張っている投資家、
などが上述の誘導に真っ先に引っ掛かりやすいです。

資金的に余裕がない投資家(資金の余力が無い投資家)は
ちょっとした相場の上下動に惑わされてしまい、
結果的に損切りさせられてしまうことが多いです。
精神的に余裕がない投資家も同様の場合が多く、
はっきりした根拠無くポジションを張っている投資家は
上がれば強気、下がれば弱気になりやすく、
やはり相場の上下動に惑わされ、相場の餌食になってしまいます。

このことを踏まえると
他の投資家に負けない売買戦略を実行することが
結果的に相場での利益に直結するということです。

他の投資家よりもできるだけ有利なところでのエントリーを狙うことや、
それが狙えない場合はエントリーを見送ることも、
時には必要になる場合があります。

1年を通して収益機会が全くないことはありません。
必ず収益機会はありますので、その都度、他の投資家に負けない売買戦略を意識し、
それができる時は淡々と売買戦略を実行し、
それを逃してしまった時は、見送る選択肢もありです。

無理な売買をして損をしてしまっては元も子もありません。
損をするくらいなら資金を温存しておき、次のチャンスを待つ方が良いのです。

以上、高田資産コンサルの相場の教科書より抜粋です。


上の画像は私の12月4日8時28分現在の日経225オプションのポジションです。

11月21日の日経平均の急落時(22800円割れ時)に、元本回収のベアスプレッドが完成しております。
12P22000を平均61.83円で6枚買い(11月8日の日経平均の高値局面でプット買い)、
12P21500を65円で6枚売りで(11月21日の日経平均急落局面でプット売り)、
差引で受取が約19円ですので、
元本を全て回収した上で、最大利幅500×6=3000が狙えます。
すなわち、損失ゼロで、最大300万円の利益が狙えるポジションということになります。

このポジションでは日経平均がどれだけ上下動しても損失になることはありませんので、
相場の上下動を気にすることなく、
12月SQまでに波乱が起これば最大利益を狙うことができ、
12月SQまでに波乱が起こらずに日経平均が急上昇しても途中で利益確定することが可能です。

私の日経225オプショントレードは、相場観に基づき、下記のような流れで売買しております。
(1)プット買い→プット買い+先物買い+コール売り→利益確定
(2)プット買い→ベアプットスプレッド→利益確定
(3)プット買い→ベアプットスプレッド(差引受取)→利益確定
(4)ベアプットスプレッド→利益確定
(5)ベアプットスプレッド→ベアプットスプレッド+先物買い→利益確定

今回は、(3)のベアプットスプレッド(差引受取)が完成したところです。
この先はどこで利益確定するかという選択が残りますので、
12月SQまでに利益確定するか、12月SQ決済とするかを決めていくことになります。

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