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米金利の上昇と日本株、米国株への影響、指数が急上昇した後の循環物色について

直近で米金利が上昇しておりますが、これは米国株の足枷になります。
しかし、日本株については、米金利の上昇時は株価の足枷になるとは限らず、
ドル円が強い展開になりやすいこともあり(円安)、
米金利上昇時は、米国株よりも日本株が相対的に強い展開になりやすいです。
例えば2015年前半の相場は、米金利急上昇の環境の中、
S&P500は強含みの高値圏でのもみ合いが続いておりましたが、
日経平均やTOPIXは大きな上昇相場を描きました。
また、この期間のドル円も大きな上昇を描きました。
足元で日本株が相対的に強い展開になっておりますが、この理由の一つが米金利の上昇だと考えられます。

また、海外勢の強気の先物買いが続いてきたことは、日経平均、日本株の上昇の大きな要因です。(下図参照)



さらに、昨日発表の裁定現物ポジションでは11月9日の株数ベースが売りポジション減少、買いポジション増加の強気パターンになっておりますので、
11月9日以降はこの強気パターンが続いている可能性があります。この点も日経平均、日本株の上昇の大きな要因になっていると考えられます。

また、ここからの注目点としては、指数が急上昇した後のに相場が一服を入れる時でも、
個別銘柄の循環物色がしばらく続くのが相場の定石です。
日経平均は一気に上昇しても、個別銘柄が全ての銘柄が同じ値動きをするわけではなく、
真っ先に買われる銘柄と、出遅れて買われ始める銘柄があり、最終的にはある程度全体に買いが広がることになります。

このことも意識して、私は11月10日に大型株を複数仕込んでおります。

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