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EPSが赤字になるのか否かで、リーマンショック後の指標が妥当かアベノミクス以降の指標が妥当かが決まる

上記は会員制掲示板からの抜粋です。

Q&A
(Question.1)
今が崩壊の序章であれば、アベノミクス以降の指標を参考にするのは妥当ではないのでは?

(Answer.1)
EPSが赤字になるところまで業績が悪化していくかどうかがポイントになるかと思います。
今後EPSが赤字方向に向かうのであれば、参考にすべきはリーマンショック後の指標であり、
アベノミクス以降の指標を参考にするのは妥当ではないと考えられます。
現時点では、EPSが赤字になる経済予測はどこからも出ていないかと思いますので、
アベノミクス以降の指標面を参考にしております。

 

(Question.2)海外勢がさらに売ってくる可能性は?

(Answer.2)
リーマンショック後のようにEPSが赤字になる場合は、BPSが減少しますので、
BPSの減少を織り込む場合は、海外勢はさらに売ってくると考えられます。
EPSが赤字にならなければ、PBR1倍割れの日本株は海外勢からみて、
買い妙味があると考えている可能性があります。

 

リーマンショック後はEPSが赤字になるまで企業業績が急速に悪化しましたが、
アベノミクス以降はこのような展開は起こっておりません。
よって、EPSが赤字になるのか否かで、
リーマンショック後の指標をみるのが妥当か、
アベノミクス以降の指標をみるのが妥当かが決まることになります。

なお、EPSが赤字になる場合は、PBR0.8倍台を覚悟する必要が出てきます。

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